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私がAoyama Flower Market を起業した時の話

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このコロナ禍で勤め先が不安定になって
起業を考えている方が増えているといいます。

中には止むにやまれぬ事情で、
起業するしかないという方も
いるのではないでしょうか?


いつの時代もそうした起業の仕方もあるわけで
、実は私もやむを得ず起業した一人です。

 

今から30年以上も前の話になりますが、
当時、私は公認会計士を目指していた夢やぶれ、
あるスーパーマーケットチェーンの社長室で
株式公開のプロジェクトを任されていました。

 

こう書くと聞こえがいいですが、
本当は大手の会計事務所をリストラ同然で、
クライアントだったスーパーチェンに
転職を余儀なくされたのでした。

 

業務の遂行は難航を極め
遅々として進まないもどかしさと
自分の意に添わない仕事をしなければならない
現状の不満とで
気が重くかなり不本意な毎日でした。

 

そんな折に会計士受験時代に知り合い、
後にAoyama Flower Marketの社長になった人から
起業を持ちかけられたのでした。

 

あまりやり甲斐を感じらない仕事とはいえ
サラリーマン以外の人生は考えたこともなかったので
困惑してかなり悩みましたが、
ひと月くらい考えに考えて
意を決し辞表を提出しました。

 

起業を持ちかけてきたパートナーは
その時アメリカ在住でしたので、
帰国するまで約半年間は
一人で準備をしなければなりません。

 

ですからもう少し様子をみて
勤めながら準備を進めるという選択肢もありましたが、
あえて退路を断ち、
会社を辞めて起業準備に専念するように
自分を追い込んだのでした。

 

何事にも優柔不断で先送り癖のある私は
そうでもしないと起業という人生の重大事に
真剣に向き合えないと思ったからです。

 

蓄えがあるわけでもなくこれから始める事業の勝算どころか
具体的な内容も決まっていない状態での無職など
無謀極まりないのですが
是が非でも起業しなければという覚悟は決まりました。

 

起業したいと思った時に市場調査をしたり
資金集めを画策することも大事ですが
それより何より「必ず起業する」という覚悟が最優先です。

 

確たる目的も計画もなくただ勢いだけでの起業はその後が大変でしたが、
あの時の無謀な決意と実行がなければ、
私の人生は鳴かず飛ばず
実につまらないものだったと思います。

 

これから起業しようと思っている方はもちろん
起業するしかない方も、
決して楽な道のりではありませんが、
決意を新たに思い切りチャレンジしてください。

 

その結果がどうであれ
必ず大きく成長するはずです。